日本機械工具工業会

平成27年度 日本機械工具工業会賞

業界功労賞
上原 好人 氏 元、株式会社タンガロイ

功績の内容

 氏は、平成20年6月業務担当理事に就任、会員の増加を始め業容を拡大する業界環境にあったが、同年9月リーマンショックによりかつて経験のない生産金額・出荷金額が急減する中、対外発表は控えたものの需要予測について適切な提言をされた。技術担当理事では、ご自身もかつて技術委員として活躍されたことなどから、協会の主要行事の技術交流(発表)会で協会の基本理念である開発技術、技術開発について若手技術者を鼓舞された。また、協会賞選考委員長として応募件数の増加策を推進され、『技術功績賞』の新規性について、選考委員会の前に技術小委員会で応募功績を精査する必要性を理事会に諮られ、その選考過程に腐心された。
 常任担当理事として6年間、協会の中枢の委員会を管掌され、それぞれ今後の方向性を主導された功績。



小柳 和郎 氏 元、株式会社神戸製鋼所

功績の内容

 氏は、平成5年6月、在任27年の大和田理事長の後任として日本工具工業会第5代理事長に就任。バブル崩壊後、会費の見直し、事務局員の見直し等により、工業会財務の立て直しに奔走され、3期6年に亘って理事長として活躍された。また、理事長退任時には、理事長会社を原則1期2年の持ち回り制にする等、色々とご苦労され、日本工具工業会の近代化に貢献された。