昭和42年(1967年)5月~令和3年(2021年)9月 |
日本工具工業会 ねじ切り工具専門委員会委員を継続中 |
54年 4月 |
平成元年(1989年)6月~平成15年6月 |
日本工具工業会 理事 |
15年 0月 |
企業経歴: |
昭和39年(1964年) 6月 |
酒井精工株式会社 入社 |
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平成 元年(1989年) 6月 |
酒井精工株式会社 代表取締役社長 |
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平成24年(2012年) 6月 |
酒井精工株式会社 代表取締役会長 |
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平成26年(2014年) 6月 |
酒井精工株式会社 会長 (現任) |
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功績の内容
氏は、昭和42年5月、日本工具工業会ねじ切り工具専門委員会委員に就任された。以来、現在に至るまでねじ切り工具専門委員会のメンバーとして殆どの委員会に出席され、ねじ切り工具専門委員会メンバーの模範となる大きな存在である。
会社においてはタップの発明・考案により数々の特許・実用新案を取得し、独自の製品で国内だけでなく海外にも販路を拡大された。(昭和63年(1988年)12月発明功績賞受賞(大阪府))
また、会員代表として平成元年に理事として就任され、現在まで工業会に長きにわたり貴重なご意見を発信いただいている。平成18年(2006年)には、永年の会社および工業会の発展への貢献により黄綬褒章を受章された。
今回の『業界功労賞』受賞後も、専門委員会を支援して頂き、会社の繁栄と工業会の発展に益々ご尽力を頂きたい。
平成22年6月~平成23年6月 |
超硬工具協会 副理事長 |
1年 0月 |
平成23年6月~平成25年6月 |
超硬工具協会 理事長 |
2年 0月 |
平成25年6月~平成27年6月 |
超硬工具協会 理事 |
2年 0月 |
企業経歴: |
昭和47年日立金属株式会社入社、平成21年4月同社執行役常務、営業センター長、
平成22年6月日立ツール株式会社代表取締役社長就任、平成27年3月社長退任、同社退職 |
功績の概要
氏は、平成22年6月、旧,超硬工具協会副理事長、翌年、理事長に就任された。副理事長時代からリーマンショック後の国内市場の縮小、高齢化問題、世界と比較した教育レベルの低下、国内産業の空洞化等問題を提起された。理事長時代は(1)主要原料であるタングステン、コバルト等価格および需給動向の早期情報入手(2)超硬工具スクラップのリサイクル促進(3)世界切削工具会議(WCTC)2013日本開催に向けた準備に注力された。また、協会始まって以来の大きな懸案となった『コバルトの特別化学物質指定』に関しては、環境委員会メンバーとともに関係諸官庁と度重なる交渉に参加され、紆余曲折はありながらも、最終的には超硬工具ユーザーは規制の対象外という協会の要望がほぼとおる結果に至った。
一方、アジア圏で初開催となった2013年世界切削工具会議(WCTC2013)京都会合では、両団体により設立された日本切削工具協会(JCTA)の理事長として、成功裡に導くなど工具業界の振興発展に尽力された。