●三菱マテリアル株式会社

　140点満点中115点、新型コロナウィルス感染の影響もあり各社得点が伸び悩む中、得点率82.1％と高い評価結果でした｡

　環境マネジメントシステムに基づく高レベルの組織的な仕組みが構築されており、特に地球温暖化防止や廃棄物削減の取り組みにて大きな加点となっており、これらの取り組みが全社的に実施され、醸成されているものと推測されます。

　これらの環境活動は、他社の規範となり、2022年度環境大賞にふさわしいと判断しました。

●京セラ株式会社

　毎年高い得点を獲得されており、昨年度においても好成績でした。これまでの環境を考慮した継続的な活動やそれを維持する仕組みづくりなどの結果が反映されたものと思います。特に環境マネジメントに関する評価や化学物質管理に関する評価で加点を得られており、他社の模範となり賞賛に値すると判断しました。

◎サンドビック株式会社、◎日進工具株式会社

　総合評価では環境大賞、環境賞の2社に及ばないものの、継続して環境調査指標が向上しており、賞賛に値すると判断します。

　総廃棄物量が2017年と比較し半減している、再資源化率もほぼ100%を継続しているなど、これらは他社の模範になるものであると判断しました。